バイナリーオプションで勝つためには検証が必要ですが、
とはいえ、
- 検証ってどうやるの?
- どうして検証が必要なの?
- 検証のやり方を知りたい
という方もいます。
当記事では、検証の基本から検証方法までを詳しくお伝えします。
- バイナリーオプションは検証をしなければ勝てません
- バイナリーオプションでは攻略法やロジックを検証するべし
- バイナリーオプションの検証にて勝率が高かった手法を解説
などの解説しています。
バイナリーオプション初心者でなかなか勝てない方は、まずは当記事の内容を使って手法を検証できるようになることをおすすめします。
バイナリーオプションは検証をしなければ勝てません
結論としてバイナリーオプションは検証をしなければ勝てません。
勝てない理由を
- 検証とは
- なぜ検証をしなければ勝てないのか
- 初心者でもできる検証方法
以上の3つに分けて解説していきます。
検証とは?
検証とは手法やツールを使用して取引した場合に、トータルで利益が出るのかどうかをテストすることです。
検証方法には
- バックテスト
- フォワードテスト
以上の2種類があります。
バックテストとは
バックテストとは過去相場において手法やツールを使ってテストすることです。
バックテストをせずに自身のリアルマネーで取引したとしても、継続的に勝つことは難しいでしょう。
ですので、まずはバックテストで勝てるのかどうかを見極める必要があるのです。
フォワードテストとは
フォワードテストとは、リアルタイムでの取引でテストをすることです。
「バックテストで勝てているのに、フォワードテストで負けてしまう」というのは珍しい話ではありません。
例えば、過去の上昇トレンドと全く同じ動きを出すには
- トレーダーの動き
- 経済の動向
- 他の関連する商品の値動き
などが過去と同じように動かなければなりませんが、全ての条件が等しくなることはとても稀です。
つまり現在の相場は過去の相場と「似ているが異なる相場」だと考える必要があります。
なぜ検証をしなければ勝てないのか
なぜ検証をしなければ勝てないのか?
勝てない理由として
- 取引手法を信じ切れなくなる
- 相場観が育たない
などが考えられます。
取引手法を信じ切れなくなる
検証をしていない場合、自身のエントリー手法やポイントを信じ切ることが難しくなります。
例えば
- 連敗しているとき
- 相場が動いているのになかなかエントリーできないとき
以上のような状況に直面した場合
- 今使っている手法では勝てないのでは?
- 別の手法に移行しなければチャンスを逃してしまうのでは?
などのような焦りの感情が出てきてしまい、感覚頼りの取引になってしまいます。
感覚に頼った取引をしてしまえば
- なぜ勝てたのか
- なぜ負けたのか
が不明確で改善のしようがありません。
ですので、手法を
- 信じ切るため
- 改善点を把握するため
にも検証が必要なのです。
初心者でもできる検証方法
初心者でもできる検証方法の手順をご紹介していきます。
手順は6つです。
- 手法とルールを決める
- 過去チャートで決めた手法をルール通りに使った場合の損益をだす
- 利益が出ているなら4へ
損失が出ているなら改善点を把握し、ルールや手法の改善を行い再度2へ - デモトレードでリアルタイム取引を行う
- 利益が出ているなら6へ
損失が出ているなら改善点を把握し、ルールや手法の改善を行い再度4へ - 実際のお金を使ってリアルタイム取引を行う
以上のような検証方法の手順を踏むことで、無駄な取引による損失が避けられます。
ただ、ものすごく地道な作業なのでなかなか成長を感じらず、途中で挫折する人がほとんどです。
ですので、記録をつけておくことをおすすめします。
少しだけでも成長を感じることができれば、モチベーション維持にもつながります。
バイナリーオプションでは攻略法やロジックを検証するべし
バイナリーオプションでは攻略法やロジックを検証しなければなりません。
一般的に紹介されている攻略法やロジックと検証方法を
- テクニカル分析手法の検証
- 自動売買やサインツールの検証
- マーチンゲールなど資金管理法の検証
以上の3つに分けて解説していきます。
テクニカル分析手法の検証
テクニカル分析手法の検証方法を解説していきます。
テクニカル分析とは
テクニカル分析とはチャートから相場の流れや取引するポイントなどの把握を行うための分析方法です。
テクニカル分析では主にインジケーターを使用します。
インジケーターには
- トレンド系インジケーター
- オシレーター系インジケーター
以上の2種類のインジケーターがあるので、相場状況によって使い分けなければなりません。
ですので、インジケーターを使って
- 相場状況の把握
- エントリータイミングの把握
などを行わなければなりません。
テクニカル分析手法の検証方法
テクニカル分析の検証方法として過去相場でインジケーターが機能するのかどうかを確かめます。
例えば、ボリンジャーバンドを使用して検証する場合を考えてみましょう。
インジケーターの検証を行うために
- ボリンジャーバンドの理解
- ボリンジャーバンドで相場の把握
- ボリンジャーバンドでエントリータイミングの把握
以上の作業をこなす必要があります。
ボリンジャーバンドの理解
ボリンジャーバンドとは
- 移動平均線
- 上下に±1~±3σのライン
以上のラインで構成され、σ(シグマ)は標準偏差を表します。
標準偏差はデーター平均値のばらつきを示したものであり、±2σ内に9割の価格が収まるといわれています。
今回は±2σと移動平均線のみで解説していきます。
ボリンジャーバンドはトレンド系インジケータでありながら、レンジ相場でも使えるインジケーターである、汎用性の高いインジケーターです。
実際のチャートで使い方を検証していきましょう。
ボリンジャーバンドで相場の把握
ボリンジャーバンドで相場状況の把握をしていきます。
上のチャートではボリンジャーバンドを表示させています。
まずは±2σの位置と移動平均線の位置を確認してください。
移動平均線や±2σはトレンドが出ていないときは白四角のように横ばいで推移します。
ですので、
- 移動平均線と±2σが横ばいのときはレンジ相場
- 移動平均線と±2σに傾きがあるときにはトレンド相場
の可能性が高いとわかります。
相場状況の把握の仕方がわかったら、相場状況に合わせてエントリータイミングを計ります。
ボリンジャーバンドでエントリータイミングの把握
ボリンジャーバンドでエントリータイミングの把握を行います。
上昇トレンドで押し目からHightエントリーをする検証をするのであれば
- ボリンジャーバンドの移動平均線と±2σが上向きに推移していることを確認
- 上昇していくときのサポートの確認
画像では1つ目の青丸のポイントから上昇しているのがわかります。
そして、2つ目の青丸のポイントがHightエントリーのポイントです。
なぜ、2つ目の青丸ポイントでHightエントリーをするのかを解説していきます。
- 移動平均線と±2σが上向きに推移していことが確認できるので、上昇トレンドが発生している可能性が高い
- 上昇が続くと仮定したときどこが押し目になるかを考えると、2つ目の青丸のポイントだと予測可能
なぜなら、上昇の起点が移動平均線からなので再度戻ってきたときに反応する可能性が高い
したがってHightエントリーのポイントは2つ目の青丸の移動平均線で反発を確認できたところになります。
以上をまとめると
- ボリンジャーバンドの向きによってトレンド相場なのかレンジ相場なのかを判断
- トレンドが発生しているのであれば、移動平均線を起点にしているのかどうかを判断
- もしトレンド発生の起点が移動平均線であるならば、再度移動平均線に戻ってきて反発を確認
以上の条件がそろったらHightエントリーするというルールが出来上がります。
出来上がったルールを元にボリンジャーバンドを使用して何回も検証を行い、最終的に利益がでるのかどうかを検証していきます。
自動売買やサインツールの検証
自動売買やサインツールの検証について解説していきます。
自動売買とは
自動売買とはプログラムを使った取引のことです。
ですので、開始・終了の判断以外は全て自動で行われます。
自動売買の検証方法
自動売買の検証方法はプログラムを過去相場でテストして、利益が出るのかどうかを確かめるだけです。
サインツールとは
サインツールとは自動売買とは違い、チャート分析は自動で行ってくれますが実際に取引をするのはトレーダー自身です。
サインツールの検証方法
サインツールの検証方法は過去相場でサインツールを稼働させ、サインツール通りに取引した場合に利益が出るのかどうかを確かめるだけです。
マーチンゲールなど資金管理法の検証
マーチンゲールなどの資金管理法の検証についての解説をしていきます。
マーチンゲールとは
マーチンゲールとは負けたら次の取引では倍額ベットする資金管理方法のことです。
ベット額の最大値は自己資金の最大10%までのようにあらかじめ最大リスクを決めておきます。
例えば、自己資金が10万円のときに最大リスクが10%であるならば、1万円までマーチンができることになります。
連敗数 | 負け額 | 累計負け額 | 残高 |
1 | 1,000 | 1,000 | 99,000 |
2 | 2,000 | 3,000 | 97,000 |
3 | 4,000 | 7,000 | 93,000 |
4 | 8,000 | 15,000 | 85,000 |
5 | 16,000 | 31,000 | 69,000 |
連敗時の各数値の推移を表にしています。
最大リスクは自己資金の10%=1万円までなので、4連敗までがリスクの上限値となります。
資金管理とは
資金管理とはかんたんにいえば、リスクを抑えてコツコツ利益を積み上げられるように
- 取引額
- 利益
- 損失
を管理・調整することです。
例えば、1回の取引でとるリスクを自己資金の2%とした場合。
10万円の資金であれば1回あたりの取引における損失は2,000円までです。
60% | 59% | 58% | 57% | 56% | 55% | 54% | |
勝ち | 102,000 | 100,300 | 98,600 | 96,900 | 95,200 | 93,500 | 91,800 |
負け | -80,000 | -82,000 | -84,000 | -86,000 | -88,000 | -90,000 | -92,000 |
損益 | 22,000 | 18,300 | 14,600 | 10,900 | 7,200 | 3,500 | -200 |
1回の取引額を2,000円として100回取引した場合の各数値の推移を表にしています。
勝率が54%では損失が出てしまうので、最低でも勝率は55%以上欲しいところです。
資金管理の検証方法
資金管理の検証方法は一定の
- 取引額
- 損失
- 利益
- 手法
を使用して複数回取引を行い継続的に収益が積み重なるのかを検証していきます。
利益が出ないのであれば改善点を探し、改善をして再度検証にかけていきます。
以上のように検証作業は
- 取引
- 改善点の把握
- 修正
の繰り返しです。
バイナリーオプションの検証にて勝率が高かった手法を解説
バイナリーオプションの検証にて勝率が高かった手法について
- 遅い時間からでも勝てる手法
- 単発勝率90%以上!初心者が稼ぐならこの手法
- 2021年最強順張り手法
の3つを解説していきます。
移動平均線表示方法
MT4メニューの挿入>インジケーター>トレンド>Moving Averageで表示させます。
Moving Average設定値
- 期間:20
- 移動平均の種別:simple
- 適用価格:close
Force Indexの表示方法
MT4メニューの挿入>インジケーター>オシレーター>Force Indexで表示させます。
Force Indexの設定値
- 期間:13
- 種別:simple
- 適用価格:close
- Force Indexのレベル表示:何も表示されていない場合は「追加」をクリックします。
Money Flow Indexの表示方法
MT4メニューの挿入>インジケーター>ボリューム>Money Flow Indexで表示させます。
Money Flow Indexの設定値
- 期間:14
- Money Flow Indexのレベル表示:デフォルト表示されているものを削除して「追加」をクリックしてレベルを50に設定します。
Highエントリー
- ローソク足が移動平均線を下から上に突き抜けた
- Force Indexが0ラインを下から上に突き抜けた
- Money Flow Indexが50より上で推移している
- Lowエントリーは逆
以上の条件がそろったところでHighエントリーします。
【※永久保存版※】単発勝率90%以上!初心者が稼ぐならこの手法
初心者が稼ぐための手法では1分足を使って15分エントリーを行います。
使用しているインジケーターは
- ボリンジャーバンド
- RSI
- ストキャスティクス
以上の3種類です。
ボリンジャーバンドの表示方法
MT4メニューの挿入>インジケーター>トレンド>ボリンジャーバンドをクリックします。
ボリンジャーバンドの設定値
- 期間:20
- 偏差:2
RSIの表示方法
MT4メニューの挿入>インジケーター>オシレーター>RSIをクリックします。
RSIの設定値
- 期間:14
- レベル表示:70・30
ストキャスティクスの表示方法
MT4メニューの挿入>インジケーター>オシレーター>Stochastic Oscillatorをクリックします。
ストキャスティクスの設定値
- 設定方法の詳細はLINEにて配信しています。
- レベル表示15、85
サブウインドウにボリンジャーバンドを表示させる方法
MT4メニューの表示>ナビゲーターをクリックします。
画像の左側にナビゲーターが表示されるので、トレンド>ボリンジャーバンドをサブウインドウにドラッグアンドドロップします。
ボリンジャーバンドの設定値
- 期間:20
- 適用価格:previous Indicator’s data
適用価格を規定のままのcloseにしておくと表示されないので注意してください。
Hightエントリーのタイミング
- RSIが30以下でボリンジャーバンドにタッチしている
- ストキャスティクスが15以下で短期、中期、長期の順でゴールデンクロスしている
- Lowエントリーは逆
なお、注意事項として
- 経済指標
- 要人発言
などの急激な値動きが想定されるタイミングはテクニカルが効かなくなので避けるようにしてください。
1番勝てるエントリータイミング!2021年最強順張り手法公開します!
2021年最強順張り手法としてご紹介するのが、パーフェクトオーダーを使ったエントリー手法です。
パーフェクトオーダーとは
- 短期移動平均線
- 中期移動平均線
- 長期移動平均線
の3本が順番に同じ方向に向いている状態を指します。
3本の移動平均線が同じ方向を向いている状態ではトレンドが発生しているので、押し目や戻り目からエントリーしていきます。
短期移動平均線の表示方法
MT4上部のメニューから挿入>インジケーター>トレンド>movigaverageをクリックします。
短期移動平均線の設定値
- 期間:25
- 移動平均線の種別:Exponential
- 適用価格:close
中期移動平均線の設定値
- 期間:50
- 移動平均線の種別:Exponential
- 適用価格:close
長期移動平均線の設定値
- 期間:75
- 移動平均線の種別:Exponential
- 適用価格:close
ストキャスティクスの表示方法
MT4上部のメニューから挿入>インジケーター>オシレーター>Stochasticsoscillatorをクリックします。
ストキャスティクスの設定値
- %k期間:5
- %D期間:2
- スローイング:2
- レベル表示:20、80
Lowエントリータイミング
- チャートを縮小して下落の相場の確認する
- 下落のパーフェクトオーダーの確認する
- ストキャスの数値が80以上になる
- 80から下降にきた時にデッドクロスしている
Highエントリータイミング
- チャートを縮小して上昇の相場の確認する
- 上昇のパーフェクトオーダーの確認する
- ストキャスの数値が20以下になる
- 20から上昇にきた時にゴールデンクロスしている
以上のようなタイミングで取引を行います。
まとめ
バイナリーオプションの検証について解説してきました。
検証といっても
- バックテスト
- フォワードテスト
とありますが、まずはバックテストで手法なり攻略法の検証を行わなければなりません。
バックテストである程度満足のいく成績が出てはじめてフォワードテスト(リアルタイム取引)に移行します。
したがって、コツコツと地道な作業を積み上げていかなければなりません。