平均足は視覚的にもわかりやすいインジケーターです。
とはいえ、
という方も多くいらっしゃるのではありませんか?
そこでこの記事では平均足の基本から使い方、さらには必勝法までお伝えしています。
具体的には
- バイナリーオプションで平均足を100%つかいこなすために
- バイナリーオプションにおける平均足の基本的な使い方
- 平均足のメリット・デメリット
- 平均足を100%使いこなした必勝トレード手法
という4つに分けて解説を行っています。
バイナリーオプションを始めたけどなかなか勝てない方で、平均足に興味をお持ちの方は当記事を読むだけで
- 平均足を使って即日エントリーが可能
- 平均足のメリットとデメリットを把握し活用できる
といったメリットがありますので、ぜひ最後までしっかりご覧ください。
バイナリーオプションで平均足を100%使いこなすために
バイナリーオプションで平均足を100%使いこなすためにも、まずは平均足について
- 平均足の基本解説
- ローソク足と平均足の違い
- なぜ平均足を使うのか
以上の基本的3点をご紹介します。
平均足の基本解説
※平均足の図
平均足は上記画像のように、形状から「コマ足」「平均コマ足」などと呼ばれます。
起源は不明ですが、古くから活用されているテクニカル分析方法のひとつです。
テクニカル分析には大きく分けると
- トレンド系テクニカル指標
- オシレーター系テクニカル指標
の2種類がありますが、平均足はトレンド系テクニカル指標といわれており、主にトレンド時に使用します。
長年多くのトレーダーによって愛用されているテクニカル指標なので、正しい使い方をマスターすることで、あなたのトレードのよき相棒となってくれるでしょう。
ローソク足と平均足の違い
ローソク足と平均足は見た目が似ていますが、算出方法に違いがあります。
【ローソク足】※画像で解説
- 始値:一定時間内の最初につけた価格(画像では100円)
- 終値:一定時間内の最後につけた価格(画像では101円)
- 高値:一定時間内でつけた最も高い価格(画像では102円)
- 安値:一定時間内でつけた最も安い価格(画像では99.5円)
【平均足】※画像で解説
- 始値:1本前の足の「始値」と「終値」の平均値(画像では99.5円)
- 終値:4本値(始値・終値・高値・安値)の平均値(画像では100.5円)
- 高値:一定時間内でつけた最も高い価格(画像では102円)
- 安値:一定時間内でつけた最も安い価格(画像では99.5円)
なぜ平均足を使うのか
なぜ平均足を使用するのかというと、トレンドの発生を認識しやすくするためです。
平均足は始値に1つ前の足の始値と終値の平均値が使用されます。
したがって、平均足の開始位置は1つ前の足の真ん中からです。(正確には実体の真ん中)
足の開始位置が真ん中であるため、ローソク足に比べると陽線や陰線が連続で発生しやすくなります。
つまり、平均足で陽線が連続してるときは上昇トレンドが発生している可能性が高く、バイナリーでは「High」にポジションを取る方が勝つ確率が高くなると判断できるのです。
バイナリーオプションにおける平均足の基本的な使い方
バイナリーオプションで平均足を使うためには、
- MT4の設定方法
- 平均足で判別できる相場状況
以上の基本的な使い方2点を把握する必要があるため、解説します。
MT4の設定方法
MT4では画面上部のメニューにある挿入>インディケータ>カスタム>Heiken Ashiをクリックすると平均足の表示が行えます。
平均足を表示させると、ローソク足がかぶって見にくい場合があります。
ですので
・メニュー上部のアイコンからローソク足をラインに切り替え
・「チャート」→「ラインチャート」に切り替え
上記どちらかの方法でローソク足をラインチャートに切り替えると、チャートが見やすくなります。
平均足で判別できる相場状況
平均足で判別しやすい相場状況は、陽線や陰線が連続で発生しやすいトレンド相場です。
しかし、反対に平均足で判別しにくいと感じた状況下では、トレンドは発生していない確率が高いと判断できます。
要するにレンジの可能性が高いということになります。
上の画像の「赤と白の平均足が混在しているポイント(白い四角内)」では、順張りではなく逆張りが有効だとわかります。
つまり、下げている時に「High」上げているときに「Low」にポジションを取る方が勝ちやすくなるのです。
つまり、下げている時に「Low」上げているときに「High」にポジションを取ります。
以上のように平均足で現在の相場状況をとらえることは、バイナリーオプションでも重要だとわかります。
平均足のメリット・デメリット
平均足を使う際にメリット・デメリットを把握しておくことも重要です。
インジケーターにおけるメリットは使うべきポイントの理解を、デメリットは使うべきでないポイントの理解をうながしてくれます。
平均足のメリット
平気足のメリットは
- トレンドの把握がかんたん
- 迷わず取引できる
以上の2点です。
トレンドの把握がかんたん
ローソク足に比べて平均足では、トレンド中に陽線・陰線が連続して発生しやすくなります。
なぜなら、
- ローソク足では上昇トレンド中に足の開始位置が高くなり、下降トレンド中に足の開始位置が低くなる傾向がある
- 平均足では足の開始位置が常に前の足の真ん中から始まる
迷わず取引できる
平均足ではトレンドの判断がかんたんにできるので、取引する際に迷うことはありません。
上昇トレンド中には「High」下降トレンド中には「Low」へポジションをとるだけです。
ルール設定があいまいであれば、感覚にしたがったギャンブルのような取引になってしまいます。
ギャンブルをしていてはトータルで勝つことは非常に難いでしょう。
平均足のデメリット
平均足のデメリットは
- トレンドの認識が遅くなる
- 実際の始値と終値の認識ができない
以上の2点です。
トレンドの認識が遅くなる
平均足ではトレンドの発生を認識するために、陽線や陰線が連続していることを確認する必要があります。
トレンドの継続が困難な状況においては、平均足でトレンドの確認をおこない順張りしたとしても、すぐに反転してしまい勝つことが難しくなります。
実際の始値と終値の認識ができない
平均足の始値と終値には平均値が使用されているため、実際の価格推移がわかりません。
通常のローソク足で感じられる勢いなどを、平均足では見誤って認識してしまうことがあります。
バイナリーオプションの平均足を100%使いこなした必勝トレード手法
メリット・デメリットの項目で解説したように、平均足単体で使用するとどうしても確度の低いポイントもエントリーポイントとして認識されてしまいます。
では、平均足と組み合わせて使えるインジケーターと、プラスアルファとしてのサインツールのご紹介をしていきます。
【必勝トレード法1】一目均衡表と組み合わせた必勝法
まずは下の画像をご覧ください。
一目均衡表と平均足を表示させたチャートです。
ごちゃごちゃしていますが、注目すべき点は3点だけです。
- 一目均衡表の遅行スパン(緑のライン)
- 一目均衡表の雲
- 平均足の色
- 一目均衡表の遅行スパンが平均足の上にあること
- 一目均衡表の雲の上に平均足が位置していること
以上の条件を満たすときは目線を上に固定する。
もちろん、逆の場合は目線を下に固定だ!
画像で「狙うべきポイント」と記したところが上記条件を満たしたポイントです。
このポイントでは「High」でとれる確率が高くなります。
同様に左側の水色四角のポイントでは「Low」の条件を満たしているのがわかります。
【必勝トレード法2】移動平均線と組み合わせた必勝法
移動平均線の見方はかんたんです。
- 移動平均線の傾き
- 移動平均線が効いているかどうかの確認
以上2つのポイントに着目してください。
移動平均線の傾きによってトレンド発生の有無を確認し、そのトレンドの波が移動平均線を基準としている波なのかどうかの確認をおこないます。
さらにトレンド発生の確認を平均線の色で補うことにより、確度の高い取引ができるようになります。
まず最初の白丸のポイントをご覧ください。
- 移動平均線の傾きが下
- 移動平均線にあたってから安値を抜けている
- 平均線では陰線が連続で確認できる
以上の条件を満たしていることが確認できたら、再度移動平均線まで戻ってきて反発を確認してから「Low」で取引をおこないましょう。
上記条件に基づき取引をおこなっていくと、トレンドの終わりでは移動平均線を上抜けてくるので損失を被ることになります。
以上、平均足とそのほかのインジケーターの組み合わせによる必勝法を2つ解説してきました。
しかし、インジケーターを毎回同じように判断することは難しく、判断を下す際にどうしても感情や思い込みが入ったり、見落としがあったりと何かしらミスが生じてしまいます。
そのため、経験や知識の浅いうちはサインツールに頼るのもひとつの手といえます。
【必勝トレード法3】サインツールを組み合わせた必勝法
インジケーターではなく、なぜサインツールが必要なのかというと一貫性のある取引ができるからです。
ですから、初心者のうちは変な癖がつく前や大きな損失を出す前に、サインツールを活用したほうが時間的にも金銭面的にもむしろお得になります。
まとめ
平均足についての以下のような解説をおこないました。
- 平均足の基本
- 平均足の使い方
- 平均足と組み合わせたトレード手法
そして、改善を繰り返していけば、自然と勝てるようになっていきます。
ですから、平均足に限らずインジケーターを使う時は、どのようにしたら一貫性のあるトレードができるのかという観点からインジケーターの導入を考えてみてはいかがでしょうか。
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