国内バイナリーオプション業者は規制によりFX化して終了！大多数のトレーダーが海外へ逃げた理由

まけるくん

国内バイナリー業者は規制されたから、海外業者を選ぶべきなのかな？

国内バイナリーの規制内容を理解した上で判断したいな。

サーチくん

まなぶくん

規制後の現在でも、国内業者を利用するメリットってあるのかな？

この記事は、こういった疑問にお応えする記事です。

初心者の方は、海外と国内どちらのバイナリーオプション業者で口座開設しようか迷う方が多いのではないでしょうか？

ムーンちゃん

迷うだけ無駄だ。

結論は「国内バイナリーオプション業者は終了しているので海外業者を使え！」だ！

この記事を読むことで、海外バイナリーオプション業者で口座開設するべき理由を理解できます。

バイナリーオプションの規制で国内業者が終了した理由

では、国内バイナリーオプションでは、一体どんな規制が行われたのでしょうか？

金融庁から受けた国内バイナリー4つの規制内容

国内バイナリーオプションが金融庁から受けた規制は4つあります。

ムーンちゃん

金融庁が国内バイナリーオプションにかけた規制はこれだ！

• 短期取引の撤廃
• 総取りの禁止
• ペイアウト率が変動
• 2WAYの価格表示

短期取引の撤廃

バイナリーオプションといえば、1分取引や5分取引といった短期取引が主流ですよね？それを撤廃したんですか？

サーチくん

その通りです。

上の画像からわかるとおり、判定時間は8:00~11:00、10:00~13:00のように2時間で設定されています。

まなぶくん

短期取引の撤廃によって、国内バイナリーオプションではバイナリーオプションならではの、短期取引ができなくなってしまったんですね。

総取りの禁止

総取りとは、買い値と売り値の間にある価格差（レンジ外）で判定が終了すると必ず負けとなること。
国内バイナリーオプション業者にとって有利な仕組みのことね☆

かてるちゃん

レンジ外は、投資家が手出しをできない領域のため、規制によって禁止されました。

この規制によって、総取りによる負けがなくなったので、トレーダーとしてはかなりうれしい規制です。

ペイアウト率が変動

規制前の国内バイナリーオプションは、ペイアウト率が一定の約2倍ほどでした。

上の画像と下の画像は規制によってペイアウト率が変動するようすを表したものです。

上の画像のペイアウト率1.12倍と4.95倍が、3分後には下の画像のペイアウト率1.14倍と4.56倍へと変動していることがわかります。

まけるくん

値動に応じてペイアウト率が変わるのであれば、もはやバイナリーオプションないです。
FXといっても過言ではないじゃないですかぁ！

2WAYの価格表示

規制前の国内バイナリーオプションでは、アスク価格（買付価格）のみが表示されていました。

しかし、規制によって上の画像のように、アスク価格（買付価格）とビッド価格（売付価格）の両方を提示するようになりました。

さらに取引中のキャンセルが可能になったのです。

金融庁が行ったこれら4つの規制によって、国内バイナリーオプション業者を利用していたトレーダーの多くは、海外業者のハイローオーストラリアに移っていってしまったんですね

サーチくん

続いて、国内バイナリーオプション業者が海外業者へと移ってしまった理由について紹介します。

理由1:FX化したことで複雑になってしまった

バイナリーオプションの魅力は取引ルールのシンプルさですよね。

まなぶくん

ムーンちゃん

そう。

値動きが上がる・下がるを当てると約2倍のペイアウトが受けられるシンプルなルールが規制によって損なわれたんだ。

規制により取引ルールがFX化したことで、多くのトレーダーは国内バイナリーオプション業者を使う必要はないと考え、海外業者へと移っていきました。

理由2:1日に取引できる回数が激減した

規制前の国内バイナリーオプションは、取引時間と回数に制限はありませんでした。

この規制は、バイナリーオプションのギャンブル性による中毒者を救済するための処置です。

でもでも、短期トレードで勝っていたようなプロのトレーダーからすれば、自身のロジックが使えなくなりますよね？

まけるくん

当然害でしかありません。

まなぶくん

1日に取引できる回数と判定時間が制限されたことで、規制前と比べるとエントリーチャンスが減少し、利益を出すのが難しくなってしまったんですね。

そのため、短期取引を行っていたプロのトレーダーは、海外のバイナリーオプション業者へと移っていったのです。

理由3:変動幅によりペイアウト率が変動するようになった

規制前や海外バイナリー業者では、二者択一で勝てば、約2倍のペイアウト率が固定で受け取ることができるので、かなりシンプルな仕組みです。

また、取引回数の減少も重なり、さらに利益を出すのは難しい状態になったのです。

まなぶくん

利用するメリットがなくなったんですね・・。

そのため、国内バイナリー業者を離れる人が多く、国内バイナリー業者は廃れていきました。

バイナリーオプションが規制された理由

国内バイナリーオプションが規制された理由は３つあります。

ギャンブル性が高い

バイナリーオプションは二者択一で勝てば、約2倍のペイアウト率が得られるシンプルな仕組みなので、ギャンブル性が高いのです。

仮にどんな相場のときに取引をするのかといったロジックを用いなかったとしても、二分の一の確率を当てさすれば利益を出せます。

ムーンちゃん

つまり、勘に頼った取引であっても利益を出せてしまうので、ギャンブル性が高くなるんだ

詐欺業者が多い

バイナリーオプションの詐欺には、主に3つの手口が存在しています。

1. インスタ美女のレクチャー
2. 配信グループ
3. オプザイル

この３つの詐欺は、初心者の方を狙ったものです。

ムーンちゃん

くれぐれも詐欺の被害にあわないように、その手口を理解しておこう！

インスタ美女のレクチャー

インスタ美女のレクチャー詐欺とは、インスタで美女の画像を使ってなりすまし、「バイナリーオプションの勝ち方を教えます」などと謳っている業者のことですよね☆

かてるちゃん

また、レクチャーの信憑性を高めるために「勝率90%以上」や「月収7桁達成」などと謳っています。

これは基本的に嘘です。

ムーンちゃん

なぜなら、それほど利益を出せる実力があるのであれば、わざわざ時間をかけて人にレクチャーするメリットが無いからな。
そのロジックを使って自分で稼げばいいことだ。

引用元：Twitter投資情報共有⭐︎マリンベイ

またインスタ美女の業者は、このように直接DMをしてくることもあります。

騙されないように注意しましょう。

配信グループ

配信グループとは、LINEのグループなどを使い、リアルタイムでハイもしくはローといった投資助言をしてくれるものだね。

サーチくん

そんな配信グループ詐欺には、無料で利用できるものと有料で利用できるものがあります。

もちろん有料の配信グループ詐欺は、集めた人から受け取る配信料金を目的としています。

それに対し、無料の配信グループ詐欺は「バイナリー業者からのアフィリエイト収入」と「後に有料配信を勧めるのための人集め」を目的としているのです。

「配信を利用するには、バイナリー業者はこれを利用してください。」と指定することで、アフィリエイト収入を得ています。

その後、「さらに勝率や取引回数のよい配信がある」といい、有料の配信や高額ツールを勧めてきます。

ムーンちゃん

配信のような投資助言を行うには、投資顧問の公的許可が必要なんだ。

配信グループの多くは、この投資顧問の許可をとっていないので、詐欺以前に違法行為になる。

つまり、犯罪だ。

そのため、たとえ無料であったとしても、配信グループには特に注意が必要です。

オプザイル

オプザイルとは、SNSでお金持ちをアピールし、興味を持った人に「絶対稼げるから！」「簡単に勝てるよ」などと謳い、バイナリーオプションの高額ツールを売りつける集団のことです。

まけるくん

オプザイルは年々減少傾向にありますが、いまだ学生を中心に活動しています。

当たり前ですが投資に絶対はないので、このような謳い文句に乗ってはいけませんよ。

世界ではバイナリーオプション自体がなくなる国も多い

バイナリーオプション自体が禁止された主な国は以下のとおりです。

1. イギリス：2019年〜
2. ドイツ：2018年〜
3. フランス：2019年
4. カナダ：2017年
5. イタリア：2019年
6. オーストラリア：2021年4月までに禁止予定（現在規制中）
7. アメリカ：現在規制中

そのため、現在のハイローオーストラリアは、オーストラリアからマーシャル諸島に移転しています。

アメリカは、日本以外の先進国の中で、バイナリーオプションが禁止されていない国です。

ムーンちゃん

しかし、そんなアメリカも、CFTC（米商品先物取引委員会）の認可を持つバイナリー業者のみが取引を許されている状況なんだ。

ちなみに、バイナリーオプション業者として有名な「ハイローオーストラリア」もCFTCの認可が無いため、アメリカでは取引を禁止されています。

まなぶくん

先進国を中心に、バイナリーオプションを禁止する動きが進んでいることで、日本のバイナリーオプションも規制をせざるをえない状況だったんですね・・。

バイナリーオプションの規制が緩和される可能性はあるか

なぜならバイナリーオプションが規制された理由である

• ギャンブル性が高い
• 詐欺業者が多い
• 世界ではバイナリーオプション自体がなくなる国も多い

これらを解決できていないからなんです。

サーチくん

1つ目のギャンブル性が高い点は、バイナリーオプションの特徴であるシンプルな投資ルールが原因です。

2つ目の詐欺業者が多い点は、改善されつつありますが、油断はできない状態です。

2016年をピークに減少している詐欺業者ですが、その多くはSNSを使った詐欺です。

そのため、仮にアカウントを停止したとしても、再度新たなアカウントを作ることができます。

3つ目の各国のバイナリーオプションを禁止する動きは、緩和させることができません。

わざわざバイナリーオプションを禁止したにも関わらず、再度バイナリーオプションを認める可能性はかなり低いです。

ムーンちゃん

3つの規制理由を解決できないので、今後バイナリーオプションの規制が緩和される可能性は低いだろう

まとめ：国内バイナリー 業者はおすすめしない

この記事では次のことについて紹介してきました。

国内バイナリーオプションは4つの規制を受けました。

今後国内バイナリーオプションの規制が緩和される可能性はかなり低いです。

まなぶくん

そのためFXではなく、「バイナリーオプション」をしたいのであれば、海外バイナリーオプション業者を使うほかありません。

海外バイナリーオプション業者は、トラブルが無いか心配な方はバイナリーオプション業者最大手の「ハイローオーストラリア」がオススメですよ。

ムーンちゃん

疑問・質問はLINEにてご連絡をいただければ、最速でお返事します。お気軽にお問い合わせくださいね