この記事は、こういった疑問にお応えする記事です。
初心者の方は、海外と国内どちらのバイナリーオプション業者で口座開設しようか迷う方が多いのではないでしょうか?
迷うだけ無駄だ。
結論は「国内バイナリーオプション業者は終了しているので海外業者を使え!」だ!
この記事では、
- 国内バイナリーオプションが受けた規制
- なぜ国内業者が終了しているのか
について紹介していきます。
この記事を読むことで、海外バイナリーオプション業者で口座開設するべき理由を理解できます。
バイナリーオプションの規制で国内業者が終了した理由
◉バイナリーオプションの規制で国内業者が終了した理由
- FX化したことで複雑になってしまった
- 1日に取引できる回数が激減した
- 変動幅によりペイアウト率が変動するようになった
では、国内バイナリーオプションでは、一体どんな規制が行われたのでしょうか?
金融庁から受けた国内バイナリー4つの規制内容
国内バイナリーオプションが金融庁から受けた規制は4つあります。
金融庁が国内バイナリーオプションにかけた規制はこれだ!
- 短期取引の撤廃
- 総取りの禁止
- ペイアウト率が変動
- 2WAYの価格表示
短期取引の撤廃
その通りです。
この規制によって
- 取引の開始から判定までの時間が2時間以上と定められました。
- 1営業日に取引できる回数も最大で12回と制限されています。
上の画像からわかるとおり、判定時間は8:00~11:00、10:00~13:00のように2時間で設定されています。
総取りの禁止
国内バイナリーオプション業者にとって有利な仕組みのことね☆
レンジ外は、投資家が手出しをできない領域のため、規制によって禁止されました。
この規制によって、総取りによる負けがなくなったので、トレーダーとしてはかなりうれしい規制です。
ペイアウト率が変動
規制前の国内バイナリーオプションは、ペイアウト率が一定の約2倍ほどでした。
上の画像と下の画像は規制によってペイアウト率が変動するようすを表したものです。
上の画像のペイアウト率1.12倍と4.95倍が、3分後には下の画像のペイアウト率1.14倍と4.56倍へと変動していることがわかります。
FXといっても過言ではないじゃないですかぁ!
2WAYの価格表示
規制前の国内バイナリーオプションでは、アスク価格(買付価格)のみが表示されていました。
しかし、規制によって上の画像のように、アスク価格(買付価格)とビッド価格(売付価格)の両方を提示するようになりました。
さらに取引中のキャンセルが可能になったのです。
続いて、国内バイナリーオプション業者が海外業者へと移ってしまった理由について紹介します。
理由1:FX化したことで複雑になってしまった
バイナリーオプションの魅力は取引ルールのシンプルさですよね。
値動きが上がる・下がるを当てると約2倍のペイアウトが受けられるシンプルなルールが規制によって損なわれたんだ。
金融庁の行った規制によって国内バイナリーオプションは
- 判定時間が決まっている
- 負けたとしても損失が掛け金のみ
という点を除き、FXとほとんど違いがない状態になってしまいました。
規制により取引ルールがFX化したことで、多くのトレーダーは国内バイナリーオプション業者を使う必要はないと考え、海外業者へと移っていきました。
理由2:1日に取引できる回数が激減した
規制前の国内バイナリーオプションは、取引時間と回数に制限はありませんでした。
しかし規制によって
- 判定時間が最短で2時間
- 1営業日の取引回数が最大12回
と定められました。
この規制は、バイナリーオプションのギャンブル性による中毒者を救済するための処置です。
当然害でしかありません。
そのため、短期取引を行っていたプロのトレーダーは、海外のバイナリーオプション業者へと移っていったのです。
理由3:変動幅によりペイアウト率が変動するようになった
規制前や海外バイナリー業者では、二者択一で勝てば、約2倍のペイアウト率が固定で受け取ることができるので、かなりシンプルな仕組みです。
また、取引回数の減少も重なり、さらに利益を出すのは難しい状態になったのです。
そのため、国内バイナリー業者を離れる人が多く、国内バイナリー業者は廃れていきました。
バイナリーオプションが規制された理由
国内バイナリーオプションが規制された理由は3つあります。
◉国内バイナリーオプションが規制された理由
- ギャンブル性が高い
- 詐欺業者が多い
- 世界ではバイナリーオプション自体がなくなる国も多い
ギャンブル性が高い
バイナリーオプションは二者択一で勝てば、約2倍のペイアウト率が得られるシンプルな仕組みなので、ギャンブル性が高いのです。
仮にどんな相場のときに取引をするのかといったロジックを用いなかったとしても、二分の一の確率を当てさすれば利益を出せます。
詐欺業者が多い
バイナリーオプションの詐欺には、主に3つの手口が存在しています。
- インスタ美女のレクチャー
- 配信グループ
- オプザイル
この3つの詐欺は、初心者の方を狙ったものです。
インスタ美女のレクチャー
また、レクチャーの信憑性を高めるために「勝率90%以上」や「月収7桁達成」などと謳っています。
これは基本的に嘘です。
そのロジックを使って自分で稼げばいいことだ。
またインスタ美女の業者は、このように直接DMをしてくることもあります。
騙されないように注意しましょう。
配信グループ
そんな配信グループ詐欺には、無料で利用できるものと有料で利用できるものがあります。
もちろん有料の配信グループ詐欺は、集めた人から受け取る配信料金を目的としています。
それに対し、無料の配信グループ詐欺は「バイナリー業者からのアフィリエイト収入」と「後に有料配信を勧めるのための人集め」を目的としているのです。
「配信を利用するには、バイナリー業者はこれを利用してください。」と指定することで、アフィリエイト収入を得ています。
その後、「さらに勝率や取引回数のよい配信がある」といい、有料の配信や高額ツールを勧めてきます。
配信グループの多くは、この投資顧問の許可をとっていないので、詐欺以前に違法行為になる。
つまり、犯罪だ。
そのため、たとえ無料であったとしても、配信グループには特に注意が必要です。
オプザイル
オプザイルとは、SNSでお金持ちをアピールし、興味を持った人に「絶対稼げるから!」「簡単に勝てるよ」などと謳い、バイナリーオプションの高額ツールを売りつける集団のことです。
当たり前ですが投資に絶対はないので、このような謳い文句に乗ってはいけませんよ。
世界ではバイナリーオプション自体がなくなる国も多い
バイナリーオプション自体が禁止された主な国は以下のとおりです。
- イギリス:2019年〜
- ドイツ:2018年〜
- フランス:2019年
- カナダ:2017年
- イタリア:2019年
- オーストラリア:2021年4月までに禁止予定(現在規制中)
- アメリカ:現在規制中
そのため、現在のハイローオーストラリアは、オーストラリアからマーシャル諸島に移転しています。
アメリカは、日本以外の先進国の中で、バイナリーオプションが禁止されていない国です。
ちなみに、バイナリーオプション業者として有名な「ハイローオーストラリア」もCFTCの認可が無いため、アメリカでは取引を禁止されています。
バイナリーオプションの規制が緩和される可能性はあるか
- ギャンブル性が高い
- 詐欺業者が多い
- 世界ではバイナリーオプション自体がなくなる国も多い
これらを解決できていないからなんです。
1つ目のギャンブル性が高い点は、バイナリーオプションの特徴であるシンプルな投資ルールが原因です。
2つ目の詐欺業者が多い点は、改善されつつありますが、油断はできない状態です。
2016年をピークに減少している詐欺業者ですが、その多くはSNSを使った詐欺です。
そのため、仮にアカウントを停止したとしても、再度新たなアカウントを作ることができます。
3つ目の各国のバイナリーオプションを禁止する動きは、緩和させることができません。
わざわざバイナリーオプションを禁止したにも関わらず、再度バイナリーオプションを認める可能性はかなり低いです。
まとめ:国内バイナリー 業者はおすすめしない
この記事では次のことについて紹介してきました。
- 国内バイナリーオプションが受けた規制
- なぜ国内業者が終了しているのか
国内バイナリーオプションは4つの規制を受けました。
今後国内バイナリーオプションの規制が緩和される可能性はかなり低いです。
海外バイナリーオプション業者は、トラブルが無いか心配な方はバイナリーオプション業者最大手の「ハイローオーストラリア」がオススメですよ。
コメントを残す