バイナリーオプションに限らず為替相場を扱うプロならば、誰しもがメンタル管理を最重要に考えていると断言します。
そこで、本記事では初心者が冷静に取引をするために必要な項目を全て洗い出して解説します。
具体的には
- バイナリーオプションでメンタル管理できない人の特徴
- 7つのメンタル管理方法
- 3つのメンタル強化方法
- メンタルを回復する方法
本記事を読んでメンタル管理の仕方を深く理解しましょう!
バイナリーオプションでメンタル管理できない人の特徴
最悪のパターンを招いてしまう人の特徴
最悪パターンを招く人の特徴は?
- バイナリーオプションをギャンブルだと思っている
- 相場分析をせずマーチンをしている
この2つに分けて解説します。
バイナリーオプションをギャンブルだと思っている
バイナリーオプションを丁半博打やカジノのバカラのように、ギャンブルとして考える人はとても多いです。
バイナリーオプションの場合、大体が
・勝ったら1.85倍
・負けたら全額没収
という仕組みとなっています。
相場分析をせずマーチンを行っている
相場分析をせずマーチンを行う人は、連敗でほぼ確実に熱くなって取引してしまい大損を喰らいます。
負けたらBET額を倍々ゲームのように増やしていく投資手法です。
マーチンは、たとえ連敗したとしても1度の勝利で負け額を全額取り戻せます。
回数を追うごとに勝率がどのように変化していくのか下図を見れば一目瞭然です。
(※ペイアウト率1.85倍の場合)
連敗数 | BET取引額 | 取引額合計 | 取引損益 | トータル損益 |
1 | 1,000 | 1,000 | 1,850 | 850 |
2 | 2,000 | 3,000 | 3,700 | 700 |
3 | 4,000 | 7,000 | 7,400 | 400 |
4 | 8,000 | 15,000 | 14,800 | -200 |
5 | 16,000 | 31,000 | 29,600 | -1,400 |
6 | 32,000 | 63,000 | 59,200 | -3,800 |
7 | 64,000 | 127,000 | 118,400 | -8,600 |
8 | 128,000 | 255,000 | 236,800 | -18,200 |
9 | 256,000 | 511,000 | 473,600 | -37,200 |
10 | 512,000 | 1,023,000 | 947,200 | -75,800 |
上記表のように、10連敗した場合は1000円儲けるために100万円以上を賭けなければいけません。
バイナリーオプション取引に役立つ7つのメンタル管理方法
メンタル管理が苦手な人でもストレスなく、メンタル管理ができる具体的なメンタル管理方法を7つご紹介いたします。
1. 余力資金で投資を行う
投資全般に言えることですが・・・。
負けた分を取り返したいという「焦り」
生活資金を全部使い果たしてしまったという「不安」
時間を無駄にしてしまったという「苛立ち」
2.資金管理を徹底する
例えば以下は勝率8割で、BET額を途中で変えたことによって負けた例です。
1回目 | 1,000円 | 勝ち |
2回目 | 1,000円 | 勝ち |
3回目 | 1,000円 | 勝ち |
4回目 | 1,000円 | 勝ち |
5回目 | 1,000円 | 勝ち |
6回目 | 1,000円 | 勝ち |
7回目 | 2,000円 | 勝ち |
8回目 | 3,000円 | 勝ち |
9回目 | 5,000円 | 負け |
10回目 | 10,000円 | 負け |
このように、80%の勝率ですが結果「-4,000円」の収支となっています。
⭐︎一度のBET額を曖昧な理由で変えない
⭐︎BET額を総資産のいくらに設定する
※計画的な運用が必須です。
しっかりと決められた額の中で運用していれば、メンタルがそこまでぶれずに取引を継続できるようになります。
3. 負けた時のルールを決めておく
バイナリーオプションはどのようなプロでも、予想が外れて連敗することはあります。
それでも何故勝ち続けられているか?
具体的な例を2つほど挙げておきますね!
負けが5連敗続したときはその日は取引をやめる
当然ですが・・。
経済指標などの相場が荒れる時間の前後は相場を見ない
≪避けるべき経済指標≫
- 「雇用統計」・・・毎月第1金曜日に米国の労働省労働統計局(BLS)が発表する経済指標。
- 「FOMC」・・・6週間毎の火曜日と水曜日に米国の連邦公開市場委員会(FOMC)が発表する経済指標。
- 「政策金利」・・・日本でいえば、中央銀行が発表する経済指標
- 「消費者物価指数」・・・総務省統計局が毎月発表する経済指標
- 「GDP」・・・1,4,7,10月下旬頃に米国の商務省経済分析局(BEA)が発表する経済指標。
- 「小売売上高」・・・毎月中旬に米国の商務省センサス局が発表する経済指標。
経済指標の落とし穴は、上がるか下がるか予想するのが大変難しいということ。
4.無理な目標を設定しない
月によって連敗するときもあれば連勝するときもあります。
最初は初期投資金額を減らさないくらいの目標を設定しましょう。
5.相場を見る時間を減らす
人間には集中力を持続させる時間に限界があります。
このような工夫することで、常に冷静なトレードを徹底することに繋がります。
6.トレード仲間を見つける
辛いときや嬉しいときに仲間がいると心の支えになりますね。
お待ちしております。
7.短期間の勝ち負けで判断しない
今日1日勝った負けたという区切り方をすると、メンタルコントロールが難しくなります。
どのようなバイナリーオプションのプロでも、1日中連敗し続けてしまうことなど日常茶飯事です。
取引に目先のワクワク&ドキドキを求めてはいけません。
バイナリーオプションにおける3つのメンタル強化方法
そこでメンタルを強化する方法を3つに分けて解説します。
低投資で投資経験値を積む
さらにデモトレードでも投資経験は積めます。
よって低投資で取引回数を重ねていくことが、メンタル管理において効果的な方法となります。
取引日記をつける
★自身の勝ちパターン・負けパターンを分析できる。
★負けた時の振り返りができる
自分を客観視する
バイナリーオプションでのメンタル回復方法
バイナリーオプション取引において、メンタルを回復させる一番の薬は「回復するまでバイナリーオプションから一時的に離れる」ことです。
連敗が続いたなどの理由から、
とはいえ「凹んでも意味ないよ!頑張れ!」と自分に言い聞かせても、精神的な辛さが簡単に解消できれば苦労はない
とにかく冷静な取引ができないときはバイナリーオプションから離れましょう。
まとめ
バイナリーオプションでのメンタル管理について理解を深められたでしょうか。
◎本記事ご紹介した内容
・メンタル管理できない人の特徴
・7つのメンタル管理方法
・3つのメンタル強化方法
・メンタル回復方法
それでも絶対にメンタルが崩れない人なんているわけがありません。
現在バイナリーオプションで結果が出ない人は、手法ではなくメンタル管理に目をむけてみてはいかがでしょうか。
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