バイナリーオプションでのライントレードと、状況に合わせてさまざまなインジケーターを組み合わせたおすすめ手法を紹介します。
今まで様々なラインを引いてきたのに全く勝てない!という方は必ず最後まで見てください。
今回の記事では
- ライントレードとは
- ライントレードのエントリーポイント
- ライントレードと他の指標の組み合わせ
の順にて、初歩の初歩から攻略に至るまでを全て詳しく解説致します。
初心者の方にもすぐに実践できる手法になりますので、是非最後までお読みください!
バイナリーオプションのライントレード基本解説
バイナリーオプションのライントレードについて
- サポートライン・レジスタンスライン
- トレンドライン・チャネルライン
- 水平線・フィボナッチ
の3つを解説致しますので、各々のラインの意味から特徴までをしっかり確認しましょう。
そもそもライントレードとは
ライントレードは、投資家が意識している価格帯を見抜き、ラインを引くトレード手法です。
上の画像をご覧ください。
毎回同じ価格帯付近で反発し、下降しているのが分かりますでしょうか?
上の画像のように、買いと売りの拮抗した場所にラインを引くことで、チャートがラインが貫く(ブレイクする)時に、一気に一方向への価格推移が起こりやすくなります。
上の画像がとてもわかりやすく、ラインをブレイクした瞬間一気に値が動きました。
そしてラインを高値で引くか安値で引くかなどで、またラインの役割が変わってきますのでご紹介します。
サポートライン・レジスタンスライン
価格が横ばいに動くレンジ相場で使用するのが、サポートライン・レジスタンスラインになります。
- サポートラインは安値支持を予測するライン
- レジスタンスラインは高値反発を予測するライン
となります。
◎サポートライン
◎レジスタンスライン
トレンドライン・チャネルライン
価格が大きく動いているトレンド相場で使用するのが、トレンドライン・チャネルラインになります。
- トレンドラインは安値支持をするライン
- チャネルラインは高値反発をするライン
となります。
◎トレンドライン
◎チャネルライン
トレンド相場とは完全な一方向ではなく、上下にジグザグに動きながら価格推移をします。
トレンド相場だからといって順張りを安易にしたとしても、チャネルラインを意識できていなければチャートの反発で負けてしまう可能性が高いです。
水平線・フィボナッチ
相場の高値や安値の価格に使用するのが水平線ラインです。
フィボナッチとは、フィボナッチ数列に基づき、相場に当てはめて引くラインになります。
◎水平線
上記のように高値を結んだ赤い線と安値を結んだ青い線が水平線ラインです。
◎フィボナッチ
フィボナッチとは、「1:1.618」という黄金比率をチャートに組み込み、その後の動きを予想するテクニカルな分析方法です。
・フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・リトレースメントはトレンド相場で主に利用され、上昇トレンドの一時的な下落(上げ止まり)や、下降トレンドの一時的な上昇(下げ止まり)を予想する指標となります。
フィボナッチとは黄金比のことで、人が無意識に美しいと感じる比率です。
フィボナッチを見る上で重要となる数字が
- 23.6%
- 38.2%
- 50.0%
- 61.8%
になります。
と迷った際は、フィボナッチ数列を意識されたチャートの動きがないかを確かめるのが有効です。
各々の数字が、上げ止まりや下げ止まりの目安となるラインになります。
バイナリーオプションのラインの引き方を画像で解説!
具体的なラインの引き方を
- サポートライン・レジスタンスライン(水平線)の引き方
- トレンドライン・チャネルラインの引き方
の2種類にて各々解説するので、実際に実践で引いていきましょう。
サポートライン・レジスタンスラインの引き方
- サポートラインは安値支持をするライン
- レジスタンスラインは高値反発をするライン
となります。
具体的にラインを引く順序は
- 意識されている価格帯を探す
- 第1安値(高値)と第2安値(高値)をラインで引く
- その後の価格帯に当てはめる
になります。
◎サポートライン
①まず最初に、上記のように安値圏の同価格帯で反発している箇所を見つけます。
ヒゲ(一時的な値動きによる細い線)は、イレギュラーな値動きにもなり得るために重要視はしません。
②第1安値と第2安値をラインで引きます。
③その後の価格帯でも反発しているのかを確認致します。
3回反発を確認できれば、反発のポイントとして有効と考えて問題ありません。
◎レジスタンスライン
①まず最初に、上記のように高値圏の同価格帯で反発している箇所を見つけます。
ヒゲに関しては、なるべく無視せずに考えるのがオススメです。
②第1高値と第2高値をラインで引きます。
③後の価格帯でも反発しているのかを確認致します。
サポートラインと同じ3回目の反発からラインを信用しやすくなってきます。
トレンドライン・チャネルラインの引き方
トレンドラインとチャネルラインの引き方としては、レジスタンス・サポートラインと考え方は同じです。
- 意識されている価格帯を探す
- 第1安値(高値)と第2安値(高値)をラインで引く
- その後の価格帯に当てはめる
になります。
◎トレンドライン
①まず最初に、上記のように安値圏の価格帯で反発している箇所を見つけます。
ヒゲに関しては、なるべく無視せずに考えるのがオススメです。
②第1安値と第2安値をラインで引きます。
③その後の価格帯でも反発しているのかを確認致します。
3回目の反発が確認でき次第、順張りエントリーが有効となります。
◎チャネルライン
①まず最初に、上記のように高値圏の価格帯で反発している箇所を見つけます。
なぜなら相場が一方向に過熱している場合、小さなきっかけでも急激な値動きが発生する可能性があるためです。
②第1高値と第2高値をラインで引きます。
③その後の価格帯でも反発しているのかを確認致します。
チャネルラインを何度も越えようとしても失敗した場合、チャネルラインを参考にトレードをしよう!という判断基準となります。
ライントレードによるエントリーポイント例を順張りと逆張りで解説!
ライントレードを使ったエントリーポイントの中でも
- 順張りのラインブレイク手法
- 逆張りのフィボナッチ手法
の2つを解説致します。
実践的な手法になりますので、しっかり確認し使いこなしましょう。
ライントレードによる順張りはラインブレイク手法がおすすめ
ラインブレイク手法とは
- サポートライン・レジスタンスラインの意識されている価格帯を超え、超えた方向の流れにエントリーする手法
◎順張りとは
投資手法(スタンス)の一種で、多くの買いが集まって株価などが上昇しているときに買い、逆に下落基調のときには売るという投資手法です。
◎エントリーポイント
- サポートライン・レジスタンスラインを価格が超える
- サポートラインがレジスタンスライン(レジスタンスラインがサポートライン)に変わり、価格が反発したタイミング
になります。
◎サポートライン ラインブレイク
①上記でサポートラインを価格が下抜けます。
②その後一時上昇し、価格の反発を確認します。
今までサポートラインだったラインが今度はレジスタンスラインに切り替わります。
③上記の足からエントリーします。
◎トレンドライン ラインブレイク
①上記でトレンドラインを価格が下抜けます。
②その後一時上昇し、価格の反発を確認します。
今までトレンドラインだったラインが今度はサポートラインに切り替わります。
③上記の足からエントリーします。
ライントレードによる逆張りフィボナッチ手法がおすすめ
ライントレードによるおすすめ手法は、フィボナッチを使った逆張り手法です。
◎逆張りとは
投資手法(スタンス)の一種で、相場の下落局面で買い、上昇局面で売るという投資手法です。
フィボナッチを引いて反発のポイントを確認する方法を解説します。
上記が、最初にフィボナッチのラインに反発したタイミングとなります。
次に反発したチャートの下落幅を確認します。
2番目のラインの23.6%で反発したため、上昇を判断します。
実際には上記の足でエントリーします。
ライントレードとインジケーターを組み合わせて信憑性を高める
ライントレードを単体で使う以上に勝率を高めるには、インジケーターとの組み合わせが必要不可欠です。
おすすめの組み合わせとして、とてもポピュラーなインジケーターである
- トレンド系インジケーター「移動平均線」との組み合わせ
- オシレーター系インジケーター「RSI」との組み合わせ
の2つとライントレードを組み合わせた手法を紹介致します。
トレンド系インジケーターである移動平均線との組み合わせ
◎移動平均線
移動平均線は基本的に短期線・中期線・長期線の3つのラインから成り立ちます。
上記画像の上の赤い線から短期線、青い線が中期線、黄色い線が長期線になります。
移動平均線の特徴として、
- ラインの向きによって現状・今後の相場の方向性を判斷できる
- 移動平均線のゴールデンクロスクロスとデッドクロス
になります。
◎ゴールデンクロス
短期線・中期線が長期線を上抜けたタイミング(ゴールデンクロス)で今後の上昇示唆
◎デットクロス
短期線・中期線が長期線を下抜けたタイミング(デッドクロス)で今後の下降示唆
エントリーポイント
- 移動平均線のゴールデンクロス(デッドクロス)を確認
- トレンドラインでの反発を確認
◎エントリーHIGH
①まず、移動平均線のゴールデンクロスを確認します。
上記では短期線が長期線を上抜けています
②次にトレンドラインに注目し、反発をした瞬間にエントリーします。
③上記の足からエントリーします。
◎エントリーLOW
①まず、移動平均線のデッドクロスを確認します。
上記では短期線が長期線を下抜けています
②次にトレンドラインに注目し、反発をした瞬間にエントリーします。
③上記の足からエントリーします。
オシレーター系インジケーターであるRSIとの組み合わせ
◎RSI
画像下の黄色線がRSIです。
0〜100の数値にて現状の売買の割合を示したものになります。
一般的にいわれていることとして、
- RSIが70以上の際は買われすぎのため、今後は下降を狙える
- RSIが30以下の際が売られすぎのため、今後は上昇が狙える
になります。
◎エントリーポイント
- 相場とRSIにチャネルラインを引く
- 相場とRSIのチャネルラインを価格がブレイクしたタイミング
◎エントリーHIGH
①相場とRSIにチャネルラインを引きます。
②上記が相場とRSIのチャネルラインを価格がブレイクしたタイミングになります。
③上記の足からエントリーします。
◎エントリーLOW
①相場とRSIにチャネルラインを引きます。
②上記が相場とRSIのチャネルラインを価格がブレイクしたタイミングになります。
③上記の足からエントリーします。
ライントレードする時間帯と相場環境のおすすめ
ライントレードをする上では適切な時間帯と相場環境を定めるのが重要になります。
「水平線ライントレード」と「トレンドライントレード」に分けて紹介致します。
水平線ライントレードをする上では
- 東京時間の午前9時から夕方17時までの時間帯
- 横ばいのもみ合い相場
の2点が重要です。
取引量が少なく、横ばいのもみ合い相場であれば大きい値動きが起こりにくくなります。
このような状況下であれば、水平線ライントレードが通用しやすくなるのでオススメです。
トレンドライントレードをする上では
- ロンドン市場がオープンしている日本時間の午後17時帯
- ニューヨーク市場がオープンしている日本時間の午後22時帯
- 大きい値動きがあるトレンド相場
の3点が重要です。
ロンドン市場がオープンしている日本時間の午後17時帯とニューヨーク市場がオープンしている日本時間の午後22時帯はその他の時間と比べて取引量が多いのが特徴です。
バイナリーオプションのライントレードで必ず注意すべきこと
ライントレードで無駄な負けを出さないためにも
- ライントレードのだまし
- ライントレードの時間足の切り替え
の2つに注意する必要がありますので、解説します。
ライントレードのだまし
ライン付近では取引量が多くなるため、「だまし」と呼ばれる動きが見られます。
「だまし」とはFXのテクニカル利用時に使われる用語であるテクニカルシグナルが発動するor発動しそうなタイミングでシグナルのトレンドに従った売買を行ったもののその逆に動いてします現象のこと。
引用:みんかぶFX
だましが起こる理由としては、ライン付近での価格が不安定になりやすいからです。
取引量が多くなると、売買量が拮抗して予想外の動きをすることがあります。
ライントレードにおいても、可能性が大いにありますので注意をしましょう。
ライントレードの時間足の切り替え
1つの時間足のみでライントレードをすると、1つの時間足のみでしか判斷できなくなります。
上が30分足で、下が5分足です。
別の時間足で見たところ価格のズレや、より直近で意識されている価格帯で何かしらのアクションが起こることが多くあります。
まとめ
ライントレードの必勝法について解説しました。
ただ初心者の方には、適切なラインを引くのは難しいものとなっております。
当ブログでは、バイナリーオプションで勝つための手法をいくつも解説していますので、他記事も是非参考にしてください!
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