MACDとは一体何?
MACDの成り立ちや計算方法といった基本事項について解説していきますね。
MACDの成り立ち
MACDの計算方法
MACDの算出方法は移動平均線を使ったものになります。
MACDを構成する3つの指標であるMACD線、シグナル線、ヒストグラムの計算方法を解説していきましょう。
MACD線の計算
MACD線はMACDの大元とも言える指標で、以下の計算方法で算出できます。
MACD線=短期移動平均(12期間)- 中期移動平均(26期間)
MACD線は短期移動平均から中期移動平均を差し引くことで算出できます。
例えば、MACD線が大きな数値となっているとき、短期移動平均が大きい場合
◎短期的には上昇トレンドが発生していると判断できます。
シグナル線の計算
シグナル線はMACD線の値から以下のように算出されます。
シグナル線=MACD線の平均値(9期間)
◎シグナル線はMACD線の平均であり、シグナル線のみでは効果的な分析をすることは難しい
ヒストグラムの計算
◎MACDにはラインではなく、棒グラフのヒストグラムも含まれています。
そのため、ヒストグラムの計算方法は以下の式のようになります。
ヒストグラム=MACD線-シグナル線
ヒストグラムの計算値がプラスなら上向き、マイナスなら下向きの棒グラフで表示されます。
MACDの効果的なエントリー方法を徹底解説!
ここでは、MACDを実際に使って勝率を上げるために、効果的なエントリー方法を徹底解説していきます。
MACDの効果的なエントリー方法は以下の3つです。
- MACDのゴールデンクロスでエントリー
- MACDの0ラインブレイクアウトでエントリー
- MACDのダイバージェンスでエントリー
これら3つのエントリーをマスターできれば、バイナリーオプションで必ず利益を上げられるでしょう。
1.MACDのゴールデンクロスでエントリー
1つ目はMACDのゴールデンクロスでエントリーする方法です。
◆MACD線がシグナル線を下抜けた場合はデッドクロスと呼ばれます。
これは下降トレンドに転換することを示唆しています。
2.MACDの0ラインブレイクアウトでエントリー
2つ目はMACDの0ラインブレイクアウトでエントリーする方法です。
トレンドが発生していない場合にチャートが0ラインに近づいていきます。
0ラインは上昇と下降のちょうど中間というイメージですね。
バイナリーオプションでは、MACD線が0ラインをブレイクアウトしたタイミングで抜けた方向にエントリーすればいいんですね。
そうすれば、勝率の高い取引ができるでしょう。
3.MACDのダイバージェンスでエントリー
3つ目はMACDのダイバージェンスでエントリーする方法です。
例えば、相場では上昇トレンドにも関わらず、MACDは下降しているときです。
このタイミングでエントリーすれば勝率を高めることが可能です。
MACDの位置関係から相場の環境認識も可能!
環境認識の方法としては、0ラインを基準として上下どちらにヒストグラムが立っているかによる判断となります。
0ラインよりも上にヒストグラムがある場合、相場は上昇の気運が高い状況であると判断することが可能です。
環境認識をあらかじめしておくことで、バイナリーオプションでトレンドを掴みやすくなります。
きちんと把握しておきましょう。
MACDを使う際の注意点
MACDはバイナリーオプションで使うのに非常に優れたインジケーターです。
しかし、注意点を把握しておく必要があります。
- トレンド相場でないと機能しにくい
- MACDだけに頼りすぎるのは危険
- ダマシに気を付ける
MACDは完全というわけではありません。
注意点もきちんと把握した上で使うようにしましょう。
1.トレンド相場でないと機能しにくい
そのため、トレンド相場の中で使わないと、あまり効力を発揮できません。
2.MACDだけに頼りすぎるのは危険!MACDと併用すると効果的なインジケーターとは?
短期的に上昇トレンドだと判断したとしても、長期足で見るとレンジ相場だったということもありますよね・・。
このような場合、30分以内で上昇するとしても、1日後には下がっている可能性があるのです。
実際にMACDだけではなく、どのようなインジケーターを使えばよいのでしょうか。
MACDと併用すると効果的なインジケーター
RSIやストキャスティクスは相場の買われすぎ・売られすぎを判断するのに使うことができます。
さらに、MACDと同様にダイバージェンスを起こしてトレンド転換がおきます。
3.ダマシに気を付ける
MACD自体は非常に優れたインジケーターです。
ゴールデンクロスや0ラインブレイクアウト、ダイバージェンスが発生していても、必ずトレンドが形成するというわけではないのですね。
MACDに限らずどのインジケーターでも機能しないときはあります。
そのため、MACDでダイバージェンスが発生しているから資金いっぱいのエントリーをしようとしないでください!
まとめ
バイナリーオプションでMACDを使うことで、勝率の高い取引をすることができます。
しかし、MACDを使う際には注意点もあります。
バイナリーオプションでMACDを使って、勝ち組の仲間入りを果たしましょう。
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